宇宙兄弟 第01話「弟日々人と兄六太」

○良かった点
・兄と弟の対比描写。
　→兄は上司に暴力振るって業界から干され、弟は日本人初の月面活動隊員。
　　スタートは同じはずだったのに、どこでどう違ってしまったか・・・
　　この対比は面白かった。
○悪かった点
・小学生時代の兄弟の趣味。
　→野球・サッカーならちょっとした説明があれば十分だけど、動物や自然の音を採取する趣味って、普通の小学生にはまず無いものなので、その辺りの説明はあって欲しかった。
・過去と現在を織り交ぜた構成。
　→個人的には３話くらい、兄弟が大人になるまでの人生を描いてほしかった。
　　どこで兄弟の人生に差がついてしまったのか、非常に気になったので。
・兄が書類選考に通った所。
　→兄が頑張ったのは業界への再就職活動であって、宇宙への想いはちょこっと沸き立っただけ。なのに宇宙飛行士への第一歩を踏み出せてしまったのは理不尽だと思った。
　　弟の計らいがあっての事なのだろうけど、出来れば、兄には次のステップには踏み出して欲しくない。
　　踏み出すなら、自ら努力して自信をつけた上で、自らの意思でJAXAに宇宙飛行士の志願をして欲しかった。