コミックについていたOVA。(ちなみに漫画は読んでない)
駆除剤の耐性が付いたゴキブリを退治する小型ロボットの話。
10分のアニメだが、お話にならない程酷い。
冒頭にホイホイさんが出来た経緯を文字だけで説明して、後はホイホイさんとコンバットさんの戦いを見せているだけの中身の無いストーリー。
確かに、ホイホイさんコンバットさんの外見は可愛い。
だが、何故コンバットさんがホイホイさんをブッ壊そうとしているのかがさっぱり分からないし、それ以前に、ゴキブリが駆除剤に耐性を持った描写を入れてくれないと説得力が無い。
というより、ゴキブリホイホイ仕掛ければいいのでは?と思ってしまうから、それすらも効かないゴキブリ(ホイホイさんコンバットさんが作られたということは、粘着系の駆除方法も効かないという事に他ならないはずだ。)だという事を「エピソード」で描かないとダメなのに。
脚本家=監督はそこが理解できていないようだ。(仮に小説で表現するとしても、アニメ同様「エピソード」で描写しないとゴキブリが如何に脅威であるかが表現できず、ホイホイさんコンバットさんが作られた理由が理解できず、意味が無くなってしまう)
これだったら、ホイホイさんコンバットさんが作られるまでの経緯(+コンバットさんがホイホイさんを狙う理由も描かれていると尚良し)を描くだけで十分だったと思う。
こんな作品に2055円もの価値があるとは思えない。(作画、声優は良いけど。もしかしてそっちに金をかけた?)
この作品で最も気になったのは、ゴキブリ退治に銃器を使っている点とホイホイさんの足音だ。
作中では夜中にゴキブリ退治をしていたので、音を出すのはマズイと思うのだが・・・(近所迷惑だし、それより仕掛けた本人がびっくりする)
それに、弾丸が床や壁に当たって傷が付いてしまい、却って顧客に迷惑が掛かるのではないだろうか?
ゴキブリを殲滅するのが目的ならば剣でも良いはず。(ビジュアル的にカッコいいし、床や壁を傷つけるリスクが減ると思うのだが・・・)
もしかしてドンパチ音を聞いて「ああ、今ゴキブリを退治しているんだなぁ」とユーザーが認識してもらう為なのだろうか?
従来のゴキブリ退治道具とは180度コンセプトが違っているが、メーカーはそれで良いのだろうか?
ただ、ゴキブリ駆除ツールを擬人化(と言えるものなのか?)した発想力は尊敬に値する。
見所
ホイホイさん
コンバットさん
ホイホイさんとコンバットさん浴衣Ver
後ろの女子は気にしちゃいけない。
2007/06/22
パズドラクロス 第87話「光の潰える時」
一難去ってまた一難。 見所 見所はもっとあるので「もっと読む」をクリックして下さい。
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