○良かった点
・薄気味悪さを感じさせる演出や声優の演技。
→博士を手放しで歓迎する様や博士のご機嫌をとるかのようなクラスメイトの言動が気味悪かった。
○悪かった点
・博士のキャラクターを立てずに物語を進めた所。
→転校前の学校で博士がどんな生徒だったのかを描いていないので、五十鈴への対応や博士の歓迎会に対するリアクションに違和感があった。
特に五十鈴に対して大したリアクションをとっていないのが気になった。
仮に、博士がモテ男だったり自意識過剰なキャラクターだったら五十鈴のべったりは大歓迎だろうし、逆に彼女イナイ暦=年齢だったら、五十鈴の言動は大歓迎or訝しがるのどちらかだと思う。
そのいずれでもないリアクションだったので、博士が何を考えているのか分からなかった。
・唐突な舞台説明。
→学校帰りに博士が旧市(間違ってたらごめん)に興味を示していたが、何の脈絡も無く言い出したので非常に違和感があった。
視聴者に対して説明する為だという事は分かるが、無理矢理ねじ込んだようで不自然だった。
・博士の転校初日の描写をカットした所。
→これは描くべきだったと思う。博士の話しぶりからして相当歓迎されただろうから、その時にでも前の学校のクラスと比較して思い返すとか、そういう描写を入れて欲しかった。
演出で薄気味悪さを盛り上げ、オカルトちっくな謎で視聴者をひきつけようとしているようだが、個人的はそそられなかった。
視聴は今回限りにしたい。