2006/11/10

ふしぎ星の☆ふたご姫 Gyu! 第32話

面白くなかった。
そもそも、どうして天使達はケーキの材料を買いに行こうと思ったのだろう?
ファインの為なのだろうが、そういう結論に至るまでの過程をすっ飛ばして天使達に「ケーキの材料を買いに行こう!」と言わせてはいけないと思う。
天使達ならまず、ファインを笑わせようとヘンな顔をしてみせたり、ファインの似顔絵を描いて見せたり、ファインの好きそうなお菓子を持ってきたりしてファインの機嫌を直すような行動を取るのではないだろうか?
しかし、ファインはサニーケーキにこだわって機嫌を直さないだろう。
そこで、天使達はファインの為にサニーケーキを用意するしかない、という考えに至り、キャメロットにケーキを作ってもらおうとする・・・
ここまで描かなければ天使達がお使いに行く理由を描いた事にはならないと思う。

あと、今回の話でキュキュとビビンの行動に違和感を感じた。
キュキュについては、ピュピュと同様にケーキに食らいつかなかった事だ。
何時の間にキュキュはガッツかなくなったのだろう?
正直、キュキュがピュピュのようにガッツかなくなるようなエピソードを見た記憶が無い。
ハーフバースディの話ではピュピュと同レベルだった事は記憶にあるのだが、それ以降、前回までキュキュとピュピュはモブ同様の描写しかしてこなかったはずだ。
もし、キュキュの成長描写があったのなら僕がきちんと見ていなかった間抜け野郎と言う事になるが、描写が無かったのなら、脚本の都合でキュキュのキャラクターを変えてしまった事になる。
できれば前者であって欲しいが・・・
ビビンについては、妨害工作を率先して行っていた所だ。
それまでは全てエドワルドに押し付けていたのに、どうして今回は積極的に動いたのだろう?
それまでのビビンとは比べ物にならない程の積極的な姿勢だっただけに、何か特別な理由があるのかと思ったが、それが全く無かった。
やる気を出したのならそれなりの理由を示して欲しかった。
これでもし、次回の話でビビンがエドワルドに妨害工作を押し付けたなら、脚本(または演出)都合だったと判断したい。

あと、気になったのがアンハッピーフルーツの種の設定がおかしかった所だ。
天使達が自ら進んで無駄遣いをしなければいけないのに、それが全く無かった。
いい加減、アンハッピーフルーツの種の効果をはっきりとさせて欲しいものだ。
脚本や演出の気分次第で効果をコロコロ変えられては見ている方としては落ち着かない。

他にも突っ込み所はあるが、この辺で終わりにしたい。

パズドラクロス 第87話「光の潰える時」

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