東京マグニチュード８．０ 第01話

○良かった点
・日常描写を丁寧に描いた所。
　→未来目線で日常生活が自然且つ丁寧に描かれていて、彼女が普段どんな生活を
送っているのかが理解できた。
・人間関係を丁寧に描いた所。
　→未来と友達、未来と悠貴、未来と父親、未来と母親、未来とその他の人間、といった未来をとりまくそれぞれの人間関係が丁寧に描かれていて、未来はどういう娘なのかが理解できた。
・未来と悠貴のキャラクターを立てた所。
　→未来は中学生らしい価値観を持ちながらも子供っぽい一面があり、また、ぶちぶち文句を言いつつも弟の為に行動する弟思いな一面も持っている所に好感が持てた。
　　また、悠貴は悠貴なりにお母さんの為にプレゼントを用意したり、家族が仲良くなれるよう、家族の思い出の場所に行こうと誘ったりと家族思いな所に好感が持てた。
○悪かった点
・なし。
　→未来の日常描写で描かれていた、今まで当たり前に出来ていた事が地震を境に出来なくなる事が多くなってくると予想される。それに対して未来はどう思い、どう行動するかが非常に気になる。


個人的に、このアニメのOPのイラストが印象的だった。恐らくマグニチュード８．０規模の地震が東京を襲った後の東京都内の各地の様子をシミュレーションを基に描いたのだろうが、建造物が高層低層問わずに残っていた事が印象的だった。
特に、50年以上経っているであろう浅草の雷門や国会議事堂が残っている（であろう）事に驚いた。（ただの演出なのかもしれないが・・・）