2008/04/10

我が家のお稲荷さま。 第01話

○良かった点
・話の流れ。
 →展開が早いと感じたものの、悪くはなかった。
・設定説明。
 →主人公が疑問に思うことを説明したのは良かった。
  ただ、一般人である主人公が理解出来ていない事を分りやすく説明しなかったのが残念だった。
  一般人の殆どは五行なんて知らないと思う。
  五行の知識があることを前提とした説明は止めるべきだった。
○悪かった点
・主人公の兄弟設定。
 →ケチをつける積もりは無いのだが、単純に当主役と物の怪に命を狙われる役を1人で受け持った方が効率が良いように感じた。
  物語を描く上で、キャラクターが1人増えるだけで書き手の労力は膨大なものになるのに。(そのキャラクター自身の描写、人間関係等、想像するだけでげっそりする)
・兄弟のキャラクターを立てずに話を進めた所。
 →おばあさんからの呼び出しを受けて素直にやって来たのは何故だろう?弟君が狙われている旨は、目的地に着いてから初めて知らされた訳だし。
  それに、兄弟という設定なら、例えば兄はオカルト否定派、弟はオカルト肯定派と対照的にキャラクターを描く事が出来たのに。思想が対立すれば事件が作りやすいし、天狐に会ったときのリアクションだって面白くなるだろうし。
  もったいない。
・戦略が理解できなかった所。
 →戦闘の前に、口説明でも良いから、五行の説明があれば戦略も理解しやすかっただろうに。

パズドラクロス 第87話「光の潰える時」

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