2007/01/13

のだめカンタービレ 第01話

面白かった。
冒頭の「記憶は美化されるものである」→「現実」ネタや、のだめの変人ぷりが非常に面白かった。
ただ、千秋が傲慢な態度を取っている理由や、千秋が他人の音楽にダメ出し&絶賛する理由が良く分からなかった。
特に後者は僕にとっては致命的だ。
千秋がダメ出しした部分で唯一分かったのは、のだめと一緒にピアノを弾く所でのだめが失敗した所で、それ以外の所は良し悪しが分からなかった。(音楽に詳しい人なら千秋の指摘に頷くのかもしれないが)
他にも「カンタービレ」・・・歌うように、という事だが、どういう事か全く分からない。(のだめのピアノを聞いてもさっぱりだ。)
音楽の表現法だから仕方が無いのかもしれないが、感性的な表現は正直、理解し辛い。
料理の批評なんかでよくある「まったりとした食感」とか「豊かな味わい」とか「シャッキリポン」なんかはその最たるものだ。(これらの言葉を聞いて、どんな食感、味なのか分かるだろうか?僕にはさっぱり分からない。「シャッキリポン」なんか特に。)
まだ長嶋茂雄氏の野球指導の方が感覚的に分かりやすい。(まあこれは僕が長嶋茂雄氏のキャラクターが好きだからかもしれない)

それはさておき。
あと、のだめの耳コピ能力の高さを実証するエピソードがあって欲しかった。
例えば、千秋が知っていてのだめが知らない2~3分程度の曲をのだめに1回聞かせた後、ピアノで再現させてみるとか、のだめに目隠しをして、千秋が適当に作曲した曲を1回弾いた後、のだめに再現させてみる、とかして再現率が9割を超えていたら凄い能力だと証明する事が出来たのではないかと思う。
あと残念だったのが、千秋がマンションで酔いつぶれたシーンでのだめ視点に切り替えていた。
そこはのだめ視点にせず、千秋視点で通して欲しかった。
切り替えても問題無いが、どうせなら千秋視点で統一した方が個人的にすっきりする。

全く期待していなかった作品だったが、意外と面白かった。
次回が楽しみだ。

パズドラクロス 第87話「光の潰える時」

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